レポートボックス2024


提出日 1/20(月)


今更な去年のゲームまとめ

新作

ファイアーエムブレムエンゲージ
PR動画は過去作キャラオールスターゲームのようにも見えるが、きちんとした新作。キャラ育成の自由度はキャラごとの適正などによりある程度の縛りがあるので風花雪月ほど何でもできるわけではないが、結構幅も広くプレイヤーの個性もそこそこ出る内容。指輪によるユニット強化システムが中々に面白く、一見やりたい放題な反則技にみえるエンゲージ技もきちんと使うべき時にうまく使わないと突破できない絶妙な調整になっていて、新作としての過去作との差別化もきっちりできているのも○。これまでのひりつく難易度に魅力を感じていたプレイヤーには是非ともやってほしい1作。
一方で、シナリオの都合でシステムや自軍戦力に変な制約が出てしまう場面があるのは少しマイナス。シナリオの内容とゲームのトレードオフに競合が起きないような設計はもう少し考えてほしいなと感じた。シナリオの雰囲気は覚醒やifに近い感じで、悪の魔王を倒す光の戦士の冒険譚的な内容になっていて、悪いというわけではないがFEに求めているシナリオでないなあというのが正直なところ。どちらかというと風花雪月のような国家間の策略や陰謀渦巻く争いを描くのを重視してほしいなとは思うんだがあまりそういうのは求められてないのか...?
シアトリズムファイナルバーライン
音ゲーは久しぶり。ボタンとスティック操作のシンプルな音ゲー。ボタンはどのボタンを押してもOKなのでプレイ感はグルーヴコースターにやや似ているか。高難度は普通にできるかこんなもんレベルなので音ゲー上級者でも楽しめる内容かと。スクエニのRPG作品の曲がいろいろ楽しめるようになっているのでスクエニRPG好きなら結構良いのでは。
元々がFFシアトリズムシリーズなのでFF以外の作品が全部DLCに行ってしまっているのが少々あれだが、全部買ってもそれほどの金額でもないので許容範囲か。1曲につき黄、青、赤、紫の4段階レベルがあり(紫はないものもあるが), 自分の実力に応じて詰める譜面を選べるので初心者もそれなりに安心。
ただ、スティック操作が過剰反応するせいで変なBAD/GOODをもらいやすいのと、そこそこ採譜ミスがあって明らかに曲に合ってないのがあるのは少し気になる。ゲーム自体は面白いので何とか直せないもんですかね...
Wo long
仁王シリーズの流れを組む3Dアクションゲー。敵の攻撃をはじく共通システムが特徴的。キャラビルドも五行のパラメータ伸ばしをする方式になり振り直しのコストも非常に低いため試行錯誤がやりやすいのは良い。道中の探索や雑魚戦に少し重きが置かれ、道中をサボるとボス戦がつらくなる仕様のため、道中探索に仁王シリーズより意義が大きく置かれているのは面白いが、スピード攻略などに対する足枷になる側面もあるので好みはやや分かれるか。スタミナの概念が気勢ゲージとなっていて、ちょこちょこ休むよりは休まずいかにガン攻めするかを考えた方が強いバランスになっていてテンポが良いのは○。
武器種がそこそこあるものの敵の攻撃はじきが共通システムなため、必然的に細かく攻撃の手を緩められる手数武器が強くなりがちなところはもう少し工夫がほしかったかも? あと全体的にグラフィックの赤色が強くて目が疲れるのがちょっと辛かった(
ゼルダの伝説ティアーズオブキングダム
もはや何も言うまい。シナリオ、ゲーム性、自由度や探索要素など全てにおいて最上級レベル。ひりつく難易度も楽しめるし地道に強化して難易度を下げることもできるし、とにかく遊びの幅が広い。今はスクラビルドのユーザ側の開発がかなり進んでしまっており、取り入れてしまうとゲーム性が変に変わってしまう部分があるのでまずは何も見ずにやるべきか。
無限に遊びたくなる結構危険なゲームなので、なるべく長く遊べる時間を確保してから始めたい。逆をいえば短時間で少しずつ遊ぶようなスタンスでは満足感が得にくいのが難点か?
ファイナルファンタジー16
15からさらにアクション寄りに調整された新作。召喚獣アビリティの切り替えを駆使しながら戦うのが特徴的。
満を持してでた新規ナンバリングタイトルで、そこそこ面白かったものの、印象としては「これで終わり?」という感じがどうしても拭えなかった。キャラビルド要素は自由度がほとんどなく、常に最強装備が作れてしまい意味をなしていない武器防具生成、あまりにジャスト回避が強すぎてそれだけやってれば勝ててしまう戦闘バランスなど、本当にFFというタイトルがこれで良いのか? というのを感じざるを得なかった。タイムアタックなどのやりこみまでやれば楽しいとは思うが、FFの3DアクションゲーとしてはすでにFFオリジンが存在しており、時間をかけるならキャラビルドに幅があり多様な遊び方ができるFFオリジンで良いんじゃね? と感じざるを得ない...
FFナンバリングに求めているのは80点ではなく120点なんだけどなぁ。
F-ZERO99
ニンテンドーダイレクトで急に発表され急に配信開始されたタイトル。F-ZERO新作に飢えていた面々に対する急な燃料投下という熱い展開。
F-ZEROはネット対戦できるタイトルがなかったためこの作品の意義はかなり大きく、単純に1位をとりにいくだけでなくグランプリで総合1位を目指すというのもあり、操作もシンプルながら逆転の一手となるスカイウェイシステムなどもあってかなり楽しい。
F-ZERO慣れしていればそこそこ1位を取れるような環境で結構楽しいためF-ZERO好きならぜひやるべきだろう。ただ、すでにちょっと過疎りはじめているのが少し寂しい...
スーパーマリオワンダー
マリオメーカーを含めないならWiiUのマリオU以来の2D新作。ほかのシリーズと差別化をしっかりとさせた新しさを毎回持って来れるのはさすが。ボリュームがそれほど大きくなく、手軽に遊べるのも魅力。高難易度ステージはもう少し数を用意してもいいのでは? とは思うものの、まあ面白いのは分かっているので時間をかける価値はあるだろうということでその辺はタイムアタックなどの方向性でやれば十分かなとも。

移植/リメイク系

レイズクロノロジー
レイシリーズ3点セット。クイックセーブありのため、練習にももってこい。難易度は高めなのでSTGの腕に自信があるならという感じ。レイフォースをやっていたがまだ攻略途中なのでそのうち再開したい。
スーパーマリオRPG
switchリメイク版。コマンド式のアクションRPGといえばこれ。アイテム管理や隠し宝箱などの問題点を修正しつつ大きくはゲーム性を変えずにそのまま、少し味付けとしての追加要素と、理想的な満点のリメイク。短めのためサクッと遊べるのも良い。
怒首領蜂大往生 臨廻転生
高難度STGの定番作品。ただM2移植定番となっている初学者向けのモードも充実しており、幅広い層が遊べるように工夫されている。全体的に癖が少ないゲームバランスのため、たまには難しいのに挑戦してみたいという人には大変おすすめ。ただ2周目の難易度があまりに高すぎて1周クリアしたあとの目標が立てづらいのが難点か?
トリガーハートエグゼリカ
switch版。スク水...じゃなかった衣装いいですね。はい。ジャンル的には2DSTGだがあまり2DSTGの定石が通じにくいアンカーシュートシステムが特徴的。大往生終わったら久しぶりにやり直したいところ。

継続

遊戯王マスターデュエル
ぼちぼち環境クラスデッキも触るようになり、だいぶ感覚は掴んだ感じはある。ほどほどに継続予定。

その他まとめなど

ゼル伝の年という感じがあったが、F-ZERO99やマリオRPGなど往年のゲームファンに嬉しいタイトルの発表→リリースがきてなかなか嬉しい限り。 プレイ時間だけで言えばシアトリズムやFEエンゲージもそこそこ遊んだか。マスターデュエルもなんだかんだで結構続いている。 今年は4月のサガエメが新作最初かな?という予定。はてさて。